クロスミーは2022年9月でサービス終了
クロスミーの特徴
すれ違いの仕組み
"すれ違いの恋"を題材にしたCROSS ME(クロスミー)。
街ですれ違ったユーザー同士が互いに気に入ればメッセージがスタートし、交際に発展するというもので、サイバーデージェントの子会社が開発・運営しています。
スマホに実装されたGPSを頼りに半径数十メートル〜数百メートルの異性を抽出し「◯◯さんとすれ違いました。」とアラートがあがる仕組みです。
正確なすれ違い範囲は公表されていないものの体感では郊外では数百メートル、都市部の人口密集エリアでは数十メートルとユーザー密度により上手に調整されているように見えます。
近所に住んでいる、生活圏が似ている
職場や学校までの道程でクロスしている
「近くに居た」事実が親近感を与える
すれ違い機能には、これらメリットがあり従来の婚活サイトと一線を画したサービスと話題になりました。
検索機能もアリ
"すれ違い機能推し"であることは間違いありませんが、一般の婚活サイト同様に検索機能を実装しています。
仮に行動範囲が限られていたり、ルーラルエリア在住の場合も検索から積極的なアプローチを行えば、ある程度地理条件を緩和できるでしょう。
ただし、検索条件はライバルサイトと比較して項目数が少なく、年齢・地域・血液型等の基本内容だけです。
特に女子を検索する上で重要な「体型」項目が見当たらないのは改善の余地アリと考えます。
料金とコスパ
料金は男性有料・女性無料のオーソドックスなスタイル。
プランは契約期間が長期化するにつれて月あたりの費用がお得になります。
クロスミー料金表
一括支払い(税込) | 一月あたり(税込) | 割引率 | |
---|---|---|---|
1ヶ月 | 35歳以下4,200円 36歳以上4,400円 |
35歳以下4,200円 36歳以上4,400円 |
- |
3ヶ月 | 9,900円 | 3,300円 | 21.4% OFF |
6ヶ月 | 17,400円 | 2,900円 | 31.0% OFF |
12ヶ月 | 27,800円 | 2,316円 | 44.9% OFF |
オプション | 月額 4,900円(税込) |
長期プランであれば割引が適用されるものの、決して手放しで安いと言い切れる金額ではありません。
また、オプションプランでは次の機能が使える様になります。
人気上昇順・ログイン順検索
フリーワード検索
メッセージの未読既読
初回特典50いいね
正直、オプションプランに4,900円(税込)/月の価値があるかは微妙なところですが、まずは通常プランで初めてみてどうしても拡張の必要性を感じたら検討してみては。
サクラはいるの?
さて、どの婚活サイトでも懸念されるサクラの存在ですが、クロスミーに至ってはどうなのでしょうか?
結論から言えばサクラは居ません。
理由は明白で、サクラスタッフを抱えてまでユーザーとメッセージさせるメリットが無いからです。
ただし「すれ違い」で登場するユーザー全てがアクティブかどうかは別問題で、冷やかし登録やデモ登録のアカウントが紛れているのは否定できません。
これらアカウントはマッチングしない、もしくはマッチングしてもまともにメッセージが進まないので「際限なく課金してしまった…」というようなサクラ被害に合うことはありません。
その点では安心して利用できると言えるでしょう。
クロスミーの課題
"すれ違い"にフォーカスした画期的な婚活サイトであることは間違いありませんが、同時に多くの課題を抱えているのも事実。
また、婚活サイト利用料相場からしてもやや高額な設定なのでコストパフォーマンスの点からも疑問は残ります。
すれ違いの限界
物理的に近距離に居合わせる必要があるため、郊外エリアでは圧倒的に不利になる、首都圏有利な仕組みです。
ただ、仮に首都圏で利用したとしても継続的に新しい異性とすれ違うのはハードルが高いのが実情。
日本一の乗降客数を誇る新宿駅は1日平均324万人が利用しますが、毎日通勤の乗り換えで朝10分・夜10分の計20分滞在した場合、同時刻に駅に居合わすのは約6万人。
クロスミーの会員数から逆算してすれ違いが期待できる人数は30-50程度です。
多いと取るか少ないと取るかは別にして、問題は"人の行動パターンはそう簡単に変わらない"こと。
同じ経路、同じ時間で通勤・通学している場合首都圏であってもすれ違える人数には限りがあり、新たに登場する異性は1日目>2日目>3日目と徐々に減衰していきます。
もちろん、新規ユーザーが登録したり休日や普段と異なる時間に行動することはありますが、すれ違い数は登録当初1週間〜1ヶ月が最大になることが多いのです。
会員数の壁
会員数は2016年時点の「3万人突破」以来、公式の数字は公開されていません。
仮想ライバルをペアーズ・Omiaiとした場合、500万人・180万人と"桁違い"の数を誇ります。
「すれ違いが微妙なら検索を使えばいいか」と短絡的に考えていると、少々物足りなさを感じるかもしれません。
"コスパ"の観点からもペアーズは1ヶ月プランでも3,700円(税込)/月と低価格を実現しています。
クロスミー独自の"すれ違い"にメリットを感じられなければ、高額な割に出会い確立が低いと感じてしまうでしょう。
女子のモチベーション
統計的なデータでは無いのであくまで主観ですが、ライバルサイトに対して女子ユーザーのモチベーションが低い。
例えば、Omiaiでは30いいね送信に対して5-6人マッチングできるのに対してクロスミーでは1-2もしくはゼロもある。
さらにマッチング後のファーストメッセージ返信率はお世辞にも高いとは言えません。
1ヶ月利用で様子見がベスト
営業職や職場が大都市にあるなど、常に"山手線の内側"に身を置く方ならすれ違いの恩恵を受けることができます。
しかし、一般的には登録直後が最もすれ違いが頻繁で、その後は徐々に新規すれ違いは減っていくというのは上で説明した通りです。
お奨めは1ヶ月単月プランでの集中的な活動です。
1ヶ月間通勤・通学や休日のお出掛けを繰り返せば生活圏内ですれ違う可能性のある異性はほぼ網羅できますので、気に入った人には積極的にアプローチします。
1ヶ月間経過しても新規すれ違い数が落ち込まず、マッチングやアポイントに発展できるようなら自身の生活パターンに合った優秀な婚活ツールと評価できます。
この時点で当初程の盛り上がりが無い、となれば1ヶ月で解約すれば出費も最低限に抑えることができます。
最も避けるべきは"すれ違いの恋"に過大な期待をしすぎて6ヶ月、12ヶ月と万単位の課金をしてしまうこと。
はじめは1ヶ月プランでお試しして感触を見極めましょう。
女子は並行登録で損なし!
一方、女性は利用料無料なので"何も考えず即登録"でOK。
アプリDL後に簡単なプロフィールと写真を掲載しておき、あとは普通に生活してください。
数日に1回アプリを開き「すれ違いの中に好みの男性はいるか?」「男性からアプローチが来ているか?」をチェックします。
クロスミーで理想の男性と知り合えれば、地元や行動範囲が近い可能性が高くお付き合いに発展してもストレス無く会うことができるでしょう。
ただし"待ちの姿勢"での戦略となるため、メインで活動する婚活サイトと並行してクロスミーを活用するのがベストな形と言えます。
いずれにしても年齢を問わず一切利用料は掛からないのでアプリDLし、数日間試してみる価値はありますね。
クロスミーの総まとめ
女性 18〜35歳
- こちらのサービスは終了しています
サービス終了のお知らせ
クロスミーは2022年9月22日を持ってサービス終了となりました。