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結婚相談所と他の出会い系アプリとの大きな違い、それは「情報の信頼性」です。出会い系アプリはプロフィールや写真について“本物である保証”がありません。言葉を選ばずに言えば、いくらでもウソがつけてしまいます。

対して、結婚相談所は情報の正確さ、信頼性が命。
絶対にウソ・偽りがないよう公的機関発行の証明書類を提出させるとともに、面談を経て入会可否を判断しています。

では、結婚相談所に登録するには具体的にどんな書類が必要で、どのような審査が行われているのでしょうか?
ここでは結婚相談所の信頼性に関わる「必要書類と審査」についてお話ししていきましょう!

結婚相談所の必要書類とは?

収入証明となる源泉徴収票

まずは、結婚相談所に登録する際にどんな書類が必要なのかを見てみましょう。
結婚相談所によって多少の違いはありますが、基本的には次の書類が必要です。

これらの書類はどれも公的機関や卒業校、現在の勤務先が発行する正式な書類です。
第三者が発行した書類を提出させることにより、信頼性を保っているのですね。
聞きなれない書類もあると思いますので、ひとつずつ見ていきましょう。

1.独身証明書

ほぼすべての結婚相談所が入会の際、男女関係なく提出させている書類で、正式名称を「結婚情報サービス・結婚相談業提出用証明書」といいます。
その名の通り独身であることを証明する書類で、本籍地のある区市町村の役所で発行してもらうことができます。
申請方法は役所によって異なるため、確認が必要です。

正式名称をみてもお分かりの通り、この書類は結婚相談所などに提出するため2000年に新設された制度です。
以前は独身を証明する書類は戸籍謄本や戸籍抄本しかありませんでしたが、プライバシー保護のため、特例として発行されるようになりました。
ちなみに、本籍地が遠くて取りに行けない場合などは郵送での請求も可能ですが、この請求方法も役所によって異なりますので気を付けてください。

2.本人確認書類』

本人確認も結婚相談所登録時に必須となる書類です。
いわゆる身分証明書で免許証や保険証・パスポート・住民基本台帳カードなどが該当します。

3.卒業証明書

最終学歴を証明するための書類です。こちらも男女問わず、ほぼすべての結婚相談所で必要となります。
業証書を使うこともできますし、卒業校から卒業証明書を取り寄せることもできます。
卒業証明書の発行方法は学校によって異なりますので、各自問い合わせてみてください。

4.収入証明書

男性については、ほぼすべての結婚相談所で必須となる書類です。女性の場合は必須ではないところもあります。
その名の通り収入を証明する書類で、会社員の場合は源泉徴収票や直近一ヶ月を含む給与明細、フリーランスや自営業の場合は確定申告書が該当します。
年収はお相手探しの大切な条件のひとつ。結婚相談所は正式な書類に基づくデータを登録しているため、信頼性の高い情報をもとに判断することができるのです。

5.在籍証明書

会社員の場合に提出を求められる書類です。
「安定した職に就いている」ことを証明することができるため、主に男性登録の際に必要となります。
ただ、収入証明書と違って勤務先に発行してもらう必要があるため、婚活中だと勤務先に伝わってしまう可能性もあります。
どうしても会社にバレたくないという場合、別の書類(社員証など)で代用ができる場合もありますので、登録予定の結婚相談所に相談してみると良いでしょう。

名刺や社員証が在籍証明の代わりとなる場合も

いかがですか?「意外と多い」「取り寄せるのが面倒」と思われたかもしれません。
しかし、結婚相談所において、情報の信頼性は何よりも重要です。サクラや冷やかしを排除し、登録者が安心して婚活できる環境を整えることこそ、結婚相談所の大事な役目なのです。

結婚相談所の入会審査を知る

もう一つ、結婚相談所とマッチングアプリ等の大きな違いは「審査がある」という点です。
結婚相談所の場合、必要書類を提出してすぐに登録完了とはなりません。
登録申請後に審査が入り、これを通過した人だけが入会可能となります。

では、この「審査」では、いったい何を見ているのでしょうか?
具体的な入会基準は公開されていない相談所が多いですが、おおむね次のような項目が審査対象になっています。

1.身分証明書の内容

当たり前のことですが、身分証明書の情報が間違っていたり、虚偽の内容がある場合、まず審査は通りません。
もちろん独身であることも確認できなければNGです。さすがに、ここでウソをつく人はいないと思いますが…

2.学歴

学歴について縛りを設けている結婚相談所はそう多くありません。
しかし、ハイクラス向け結婚相談所では東京大学や京都大学、早稲田大学や慶応義塾大学など、偏差値の高い大学出身であることを暗に求めている場合もあります。
逆に専門学校出身者が多い結婚相談所もあります。あなたの学歴と合うところを探すのも大切です。

3.年齢

年齢の要件は結婚相談所によってバラバラです。基本的に、法的に結婚が許されている年齢であれば問題ありません。
ただ、年齢制限を設けているところもあります。
それがシニア向けなどの「一定の年齢以上を対象とした結婚相談所」。
ターゲットとしている年齢層が決まっている場合、当然ながら年齢も審査要件となります。

4.安定収入

特に男性において審査対象となる項目です。結婚相談所に申し込む女性が男性に求めるものといえば、安定した収入。
どのぐらいの額が十分かは個人差があるものの、まず「安定した収入が得られていること」そのものが重視される傾向があります。

会社員の場合はそれだけで安定収入が見込めるものですが、それ以外、例えば税理士や会計士などの士業は顧問先があることが重視されます。
フリーランスの場合は継続した取引があることがポイントです。
また、明言こそしていないもののハイクラス向け結婚相談所ではある程度以上の安定収入がないと審査が通らないというケースもあるようです。

5.職業

④の安定収入と似ていますが、こちらは結婚相談所の個性が出る部分です。
医師に特化した結婚相談所や士業特化の結婚相談所など、最初から特性を打ち出している結婚相談所の場合は、職業による審査があります。

一般的な結婚相談所であれば職業を理由に審査NGとなることはありませんのでご安心ください。

結婚相談所の意外な関門「面接」

意外な関門である結婚相談所入会時の面談

結婚相談所の多くは書類審査だけでなく、面接を設けています。
web完結のところもありますが、未だに結婚相談所に直接足を運び、婚活アドバイザーとの面談を必須としています。

面接といっても、結婚相談所における面接は採用面接や入試面接のような落とすためのものではありません。
どちらかと言えば入会を前提とした、登録希望者の婚活への意欲や費用面の確認、婚活にあたっての疑問点の解消等が話題の中心となります。
また、結婚相談所の登録要件のひとつである「心身ともに健康であること」の確認としても、面接の場が活用されています。

ただ、あまりにも婚活アドバイザーに対する態度が悪い場合などはお断りされる場合もあるようです。
婚活は人と人との出会いの場ですから、トラブルの種になりそうな人は結婚相談所としても避けたいもの。
逆を言えば、普通の態度で接している限り面接の場で落とされるということはまずありません。その点は安心してくださいね!

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