成婚退会とは、プロポーズを経てお互いの結婚の意思を確認し、結婚相談所を退会することです。
お二人にとってはもちろん、結婚相談所としてももっとも喜ばしいことでもありますが、この「成婚退会」の定義が結婚相談所によって異なることがあります。
また、意外なところで成婚が妨げられる場合も…。終わりよければ全てよし、当カテゴリ最後は「成婚退会」についてお話ししましょう。
成婚退会とは
成婚退会とは、その名の通り「結婚が成立し、結婚相談所を退会すること」ですが、どのタイミングで「成婚」を指すかは結婚相談所によって異なります。
一番多いのが次の2パターンです。
プロポーズし、了承された段階
両家の顔合わせが済んだ段階
見ての通り、いずれも入籍前です。
法的には入籍をもって結婚となりますが、結婚相談所の場合はその前段階で成婚とみなしているということを覚えておきましょう。
成婚の意外なハードル「ご両親」
「プロポーズで成婚なのはわかるけれど、どうして両親の顔合わせが必要なの?」と疑問に思った方もいるかもしれません。
実は、お互いに結婚の意思があってもご両親の反対に合うケースがあるのです。
結婚相談所を活用していることを両親に秘密にしている会員さんは少なくありません。
結婚相談所での出会いはそれまでの交友関係とは異なりますから、ご両親もお相手の存在に気づかないことが多いのですね。
そのため、いざプロポーズし、両親に紹介した段階で反対されてしまうことがあります。
もちろん、結婚は二人で決めることですが、揉める理由が介護や同居に関することだった場合、両親の存在を無視することはできません。
このようなギリギリでの破局に対応するため、結婚相談所によっては両親への紹介が済み、了承を得られた時点を成婚とする場合があるのです。
成婚タイミングをきちんと確認
成婚料が定められている結婚相談所の中には、プロポーズでも両親の許可でもないタイミングを成婚と認定するところがあります。
たとえば、真剣交際の段階で成婚とみなすケースです。
この場合、そもそもプロポーズもされていないため、破局する可能性が否定できません。
このような「十分に目的を果たさないまま成婚退会させる」悪質な結婚相談所もありますので、入会時には必ず「どんな状態をもって成婚退会とみなすのか」をしっかり確認するようにしましょう。