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結婚相談所の会員になると、まず必要なのが「プロフィール」。
結婚相談所によっては専属アドバイザーが手取り足取り書き方を教えてくれる場合もありますが、そこまで手厚いサポートはないところもあります。

結婚相談所での婚活は基本的に「プロフィールを見て会うかどうかを決める」ため、プロフィールの書き方が運命を決めるといっても過言ではありません。
ここでは特に男性向けのプロフィールの書き方をお伝えしましょう!

大前提!プロフィール目的

婚活で使われるプロフィールカード

まずは、目的をしっかり確認しましょう。
結婚相談所のプロフィールは、一体何のために書くものでしょうか?
あなたのことを相手に知ってもらうため?今までの経歴をまとめるため?同じ結婚相談所に登録している人と張り合うため?

いいえ、違います。

あなたがプロフィールを書く理由はただひとつ。
理想の相手に“会いたい”と思ってもらうため」です。

結婚相談所においては「お互いが会いたいと思った場合」のみ対面することができます。
あなたがどんなに気に入っても、お相手がOKしなければ先に進みません。
そして、あなたがどういう人かを判断するための資料はプロフィールしかないのです。

だからこそ、プロフィールは「あなたが求めている相手に、会いたいと思ってもらうため」に書きます。
たくさんの人に会うためではなく、あなた好みの人に会いたいと思ってもらう。これが大事です。

だからこそ、プロフィールの前に「自分の理想の相手」をハッキリさせておくことが必要なのです。

プロフィールは自分が会いたい人のために書く。このことを忘れないでくださいね!

プロフィール3原則

目的を確認したら、いよいよプロフィールの書き方に入りましょう。
まず、全体を通しての「プロフィールの書き方三原則」をお伝えします。

第一条 必ず、本当のことを書く

誠意あるプロフィールを宣言する男性

何よりも絶対に守らなければならないのがこの第一条。
プロフィールには必ず本当のことを書きましょう。周りより立派に見せたいからと見栄を張るのは厳禁です。
なぜか?嘘は絶対にバレるからです。そして、バレた瞬間にお相手のあなたへの好感度は急降下します。
どんなにうまくいっていても、嘘がバレた瞬間に交際終了となることさえあります。
必ず本当のことを書くようにしましょう。

第二条 必ず、すべての欄を埋める

プロフィール項目を記載する人

結婚相談所によって、用意されている記入欄はすべて埋めるようにしましょう。
なぜなら、空欄を見た瞬間にお相手は「この人は本気で婚活する気がないな」と判断するからです。
お相手はプロフィール欄からしかあなたのことを知ることができません。
空欄を作るのは、「やる気がない」「やましいことがある」とアピールすることに等しいのです。

第三条 必ず、ポジティブな内容にする

前向きなプロフィール文を考える男性

意外と見落とされがちなのが第三条。特に日本人は謙遜のつもりで自虐的な書き方をしたり、偉そうに見えないように気を使って自分を卑下した書き方をしたりしがちです。
しかし、結婚相談所でのプロフィールでネガティブな書き方をすると、それだけであなたの評価が下がってしまいます。

お店で商品の説明を求めたときに、ネガティブな紹介をされたら買う気がなくなりますよね?それと同じです。ネガティブな情報は「選ばれない理由」になってしまうのです。
例えば、平均より少し太っている場合は「恰幅があるとよく言われます」など、ポジティブな表現に変換するようにしましょう。

プロフィール具体的な書き方

さあ、それではいよいよ具体的な書き方に入りましょう。
結婚相談所は必ず専用のプロフィール記入欄を用意していますので、上記の三原則を意識しながら欄を埋めていきましょう。
ここではその記入欄を埋める際に気を付けるべきことを具体的にお伝えします。

なるべく箇条書きを避ける

アウトドアを楽しむカップル

年収や身長体重、家族構成など、データ的な部分以外はなるべく箇条書きを避けるようにしましょう。
たとえば「趣味」の欄。単に「映画鑑賞」「アウトドア」と書くのではなく、「映画館に出かけて映画を見るのが好きです。特にコメディ系は洋画・邦画共に話題作はほぼ観ています。」「休日はよくソロキャンプに行きます。一緒にキャンプしてくれる方だと嬉しいです。」など、お相手が「私も一緒にその趣味を楽しみたい!」と思えるように書くようにしましょう。

お相手と一緒ではなく、自分だけで楽しみたい趣味の場合も「球団グッズを集めるのが趣味です。部屋の一角にコレクション棚を作っています。」など、結婚後の生活がイメージできるような書き方にすることが大切です。

この趣味は書き方に注意!

趣味の中には、あまり良い印象を持たれにくいものもあります。
典型例が「ギャンブル」「アイドル」「オタク」です。
これらの趣味をお持ちの場合は「相手に押し付けない」「結婚後の生活の負担にならない」ことをアピールするようにしましょう。

例えば「AKB48の応援をしています。
月に一度のライブの日は、お互い好きなことを自由に楽しむ日にしたいです。」などの書き方をすることで、お相手も安心できます。
また、いくつも趣味があり、これらの趣味の優先順位が低いのであれば、他の趣味の方をメインに書くという方法もあります。

仕事内容は具体的に

会社員の仕事風景

女性が男性のプロフィールを見る際に重視するポイントのひとつが職業です。
特に「どんな仕事をしているのか、残業はあるのか?」に注目しています。

「会社員」や「アパレル経営」などの曖昧な書き方では情報不足になってしまいます。
守秘義務がありますので具体的な仕事内容や会社名まで具体的に明かす必要はありませんが、「東京都内にある旅行会社で旅行企画を担当しています。」「システムエンジニアとして経理系のソフトウェア開発に関わっています。残業は月に20時間ほどです。」など、ある程度イメージできる書き方にしましょう。

自己PR欄は初めてのメッセージ

初めての挨拶を交わす男性

ほぼすべての結婚相談所のプロフィールには「自己PR」の欄があります。
この自己PRの書き方で、お相手はあなたの人となりを判断することになります。
自己PR欄は「お相手にはじめて送るメッセージ」という気持ちで書くのがコツです。

1必ず挨拶から始める

自己PRの最初の一行は、必ず挨拶を書くようにしましょう。
「プロフィールを読んでいただきありがとうございます。」といった内容がベターです。
自己PR欄まで読み進めている時点で、少なからずお相手はあなたに興味を持っています。
まずはそのことに感謝しましょう。

2相手が興味を持つ未来を想像させる

自己PR欄に書く主な内容は

なぜ婚活を始めたのか
休日の過ごし方
趣味(記入欄がない場合)
どんな結婚生活を送りたいか
特技
自分の性格

等です。この中で結婚相談所が記入欄を用意していないものを書きましょう。
特に重要なのが「なぜ婚活を始めたのか」「どんな結婚生活を送りたいか」「自分の性格」です。
この3つはお相手に結婚への意気込みを伝え、結婚生活をイメージさせ、相性を判断する大事なポイントとなります。

3要望はポジティブなイメージに

子どもが二人欲しい、住みたい場所が決まっているなどの要望がある場合も、自己PR欄に記入します。
ただ、要望は一歩間違うと押し付けになってしまうので、ポジティブイメージを抱く書き方にしましょう。

例えば、子どもが二人欲しい場合は「子どもは二人欲しいです」ではなく、「夫婦と子ども二人の四人家族で、休日は一緒に出かけるなど、和気あいあいとした家庭を築きたいです。」といった表現にするのがコツです。

4丁寧だけど、かしこまり過ぎない

自己PRの文面は基本的に「丁寧語」で書きます。
ただ、あまりかしこまりすぎるのも考えもの。先輩にメッセージを送るぐらいの丁寧さで書くことがコツです。

例えば「自己PRをお読みいただき、誠にありがとうございます。職場は男社会で出会いに乏しいため、このたび結婚相談所に登録させていただきました。」だと少し硬いです。

「自己PRをお読みいただき、ありがとうございます!会社は男性が多く、友達も男性中心のため、素敵な女性に出会いたくて登録しました。」ぐらいに柔らかくしましょう。
ただ、あなたの年齢が40代以降の場合、前者のような書き方の方が落ち着いた印象を与える場合もあります。
結婚相談所のアドバイザーのアドバイスや他の会員のプロフィールを見つつ、理想の相手に響くような表現を探していきましょう。

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