「出してはいけない話題」がある
結婚相談所経由のお見合いで気を付けなければならないことの一つに「タブーな話題」があります。
ほぼ初対面、かつ最初で最後になる可能性もあるお見合いの場では何よりも「次につなげる」ことが大事。
NGな話題を出してしまうとそれだけで次のステップへの道が閉ざされてしまいます。
「タブーな話題に触れられるぐらいなら面白くない話をした方がいい」という意見もあるほどです。
ここではそんな一発アウトを避けるための「タブーな話題5選」をご紹介しましょう。
ネガティブトーンは 嫌われる
具体的な話題の紹介をする前に、まず気を付けてほしいことがひとつあります。
それは「会話のトーン」。
どんな話題を選んだとしても婚活の成功率が下がってしまう会話のトーンがあるのです。
それは「ネガティブトーン」。
物事に対し否定的な意見ばかり言ったり、ひたすら自分を卑下したり、オチをつねに自虐的な方向にもっていったり…ついついやりがちですが、これらの話し方は内容に関わらず次につながりにくくなります。
なぜなら「ネガティブな人とは話していても楽しくないから」。
しかもお見合いの場においてはお互いに特別な感情を持っていません。話していて楽しくない相手と次も会いたいと思うわけがありませんよね?
話題選びももちろんですが、お見合い時には常にポジティブな方向に話をもっていくことが非常に大切です。
タブーな話題5選
それでは、具体的に「タブーな話題」をご紹介しましょう!
お見合いの場で避けるべきNG話題は次の5つです。順不同ですので、基本的にはこの5つ全てを避けるようにしましょう。
1.相手の婚活状況は触れないが吉
ネタにつまると、ついつい聞いてしまいがちなタブーが「婚活の状況」です。
結婚相談所に入った時期や今までのお見合い回数、手ごたえ、今まで会ってきた人の印象などが含まれます。
正直なところ、気になるポイントだと思いますが…これはお相手にとって「聞かれたくないこと」。
そもそも、目の前にいるあなたとのお見合いなのに他の方について話しても意味がありませんよね。
同様に、過去の交際人数や元カレ・元カノについての話題もNGですので気を付けてください。
2.下ネタは一言でドン引き
男性がうっかり言ってしまいがちなのが下ネタです。
特に今まであまり女性と縁がなかったり、男性同士で話すことが多かったりした男性はついついノリやウケ狙いで下ネタを口走ってしまうもの。
しかし、女性は基本的に下ネタが嫌いです。「おっぱい大きいね」とでも言おうものなら、一瞬で好感度がマイナスに振り切れます。
その場では笑ってくれたとしても交際に進める可能性は低くなりますので気を付けてください。
また、女性が下ネタを言った場合も男性からの評価は下がります。下ネタは基本的に気心知れた同性の間でのみ通用する話題であり、外に出してはいけないのです。
3.仕事の愚痴は聞きたくない
婚活の進捗が「聞かれたくない」話題なら、仕事の愚痴は「聞きたくない」話題です。
そもそも、お相手はあなたがどのような仕事をしているかをほとんど知らない状態です。
そこでいきなり愚痴から入っても、共感できない・つまらない・関係ないの三重苦。
交際が進み親しくなった後ならば多少の愚痴は許されますが、お見合いの場は初対面。
愚痴を言う相手は共感してくれる仲間にとどめましょう。
4.容姿は意外と地雷原
「そんなつもりで言ったんじゃなかったのに」という事態が生じやすいのが容姿や体型についての話題です。
というのも、容姿・体型にコンプレックスを抱いている人は多く、いわゆる「地雷」…逆鱗に触れるポイントが大量にまぎれこんでいるから。
あなたにとって魅力的な部分が相手にとっては気に入らない部分ということもあります。
しかも「何が地雷か」は人によって異なるため、痩せていてもぽっちゃりでも、背が高くても低くても、メイクが濃くても薄くても地雷の可能性があるのです。
「触らぬ神に祟りなし」ではありませんが、お見合いの場では容姿関連には一切触れないのが安全と言えるでしょう。
5.家族の愚痴は未来を閉ざす
最後のNG話題は「家族の愚痴」です。基本的に愚痴はNGですが、その中でも嫌われやすい愚痴のツートップが仕事と家族。
家族の愚痴が嫌われるのは「その愚痴を言っている姿が結婚後の姿だと判断されるから」です。
婚活とは家族になる相手を探す活動のこと。今ある家族に対する愛が薄い相手と家族になりたいかと言われたら、答えは限りなくNOに近いのです。
もちろん、程度の差こそあれ、問題を抱えていない家族などいません。
兄弟仲が悪い家庭も当たり前のように存在します。しかしそれをお見合いの場で言う必要はありません。
少なくとも初対面で扱う話題ではないと心得ておいてください。
聞いてて楽しい話題を選ぼう
今回紹介したタブーな話題はあくまでも「多くの人が嫌がる話題」です。
NGな話題には個人差があり、これらの話題以外にも踏んではいけない地雷が存在することでしょう。
しかし、あらゆるタブーな話題には共通項があります。
それは「聞いていて楽しくない」。
ここでのポイントは「聞いていて楽しくない」であって「話している側が楽しくない」ではないところ。
愚痴や下ネタは「話している側は楽しい・ストレス解消になる」場合がありますが、聞いている側のテンションは下がるのです。
結婚相談所のお見合いの成否は「どれだけ相手を楽しませることができたか」で決まるもの。
お互いに「聞いていて楽しい・話していて楽しい」話題を心がけましょう!