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結婚相談所に登録してから何ヶ月ぐらい活動すれば結婚できるの?
世間の婚活に関する話題を見ていても、イマイチわかりにくいのが「結婚相談所を活用した場合の、婚活の活動期間」です。「今すぐにでも結婚したい!」「いいお相手が見つかれば」など、活動期間については人それぞれの捉え方がありますが、お金を払って婚活する以上は活動期間がどのぐらいなのか目安が欲しいですよね。ここでは「結婚相談所を使っての活動期間(婚活期間)」についてお話ししていきましょう。

結婚相談所における「交際」の仕組み

結婚相談所の婚活スケジュール

婚活期間の話に入る前に、まずは「結婚相談所における交際の仕組み」を押さえておきましょう。
結婚相談所は結婚に向けて様々な出会いを用意し、成婚に向けてサポートをするところです。
婚活サイトやマッチングアプリのように「出会いの場を提供するだけで、その後のお付き合いは当人同士にお任せ…」ではありません。
そのため、結婚相談所を通じたお付き合いには、次のような交際の段階が設定されているのです。

結婚相談所によって各ステップの名称は変わりますが、おおむねこの流れで婚活が進んでいきます。
それぞれ、どういう状態で、何をするのかを細かく見ていきましょう。

1.お見合い

いわゆる“直接会ってお話をする”という段階で「マッチング」と称しているサービスもあります。
結婚相談所からの紹介、データ検索に関わらず、お互いに気になったお相手がいれば、まずはお顔合わせとなります。
お見合いの時間・場所は結婚相談所によって様々ですが、この段階ではあくまでもお話しするだけです。
交際するかどうかはお見合い後に改めて決めることができますので、積極的なお見合いがお奨めです。

ただし、だからといって“数打てば当たる”的な活動は推奨されていません。
多くの結婚相談所ではお見合いを申し込める回数が「一ヶ月につき〇名まで」と決まっていますので、きちんと吟味してからお見合いをしましょう。

2.交際

お見合いで双方の意思が確認できたら「交際」という段階に入ります。
その名の通り、二人でデートを重ねていく時期です。

しかし、一般的な男女の「交際」とは意味が異なる部分があります。
この段階では、何人と交際しても良いということ。
生涯を共にする最高の相手を選べるよう、一人に決めるのではなく、複数のお相手と交際できる期間が設けられているのです。
ちなみに、この交際期間中に他の方からお見合い打診が入ることもあります。

3.真剣交際

交際を経て、結婚を前提にお付き合いする段階です。結婚に向けてお互いの気持ちを高めていく時期となります。
交際で何人とお付き合いしていても、この段階に進めるのは1人だけです。
また、この真剣交際段階に至った会員の情報は他会員からは見れなくなり、お見合いのお誘いも入りません。
もちろん、この段階に進んだからといって、必ず結婚しなければならないというわけではありませんので、その点は安心です。

結婚相談所は結婚相手を選ぶ場所のため、お互いに「結婚したい相手かどうか、付き合ってみて考える」という期間が設けられているのが大きな特徴です。
ちなみに、交際から真剣交際に進むタイミングは当事者同士で決めるため、無理やり真剣交際になるようなことはありません。

4.成婚

真剣交際を経て、二人の気持ちが固まればいよいよプロポーズ、成婚です。
結婚相談所によって、プロポーズOKの時点で成婚とみなすところ、入籍をもって成婚とみなすところがありますが、いずれにしても互いの結婚の意思が固まった段階で必ず結婚相談所に報告しましょう。
「成婚料」が必要な結婚相談所の場合、成婚の報告をした時点で成婚料が発生します。
なお、結婚相談所に知らせずに結婚すると規約違反となり、違約金が発生しますので気を付けてくださいね。

婚活期間は「一年以内」が最多

仲良くデートするカップル

では、実際に婚活を始めてから成婚までに、どのぐらいの時間がかかるのでしょうか?
結婚相談所によって違いはありますが、多くの場合、その年に入った方の過半数が1年以内に結婚しているというデータがあります。
先ほどお話しした「お見合い」「交際」については、90%を超える方が1回以上経験しています。

参考パートナーエージェントの1年以内交際率
https://www.p-a.jp/data/

結婚相談所の中には「3ヶ月以内にお見合いができなかった場合は全額返金」という規定を設けているところもあり、結婚相談所を活用した婚活はスタートダッシュしやすいことがわかります。

また、1年以内の成婚者の中で見ると、前半(半年以内)に結婚している方が多いというデータもあります。
婚活は短期決戦だと思って取り組むのが良いでしょう。

とは言え、結婚相談所が無理やり1年以内の成婚を押し進めるわけではありません。
「じっくりと時間をかけたい」というニーズが強い場合は登録者の要望に沿った婚活ができますので、焦らなくても大丈夫です。

すぐ成婚できる人、長引く人の違い

成婚した女性と婚活が長引く女性

ここまでお話したように、結婚相談所を活用しての婚活期間は1年間が目安です。
結婚相談所の1年目の費用が高いのも、このスピードを意識しているからでしょう。
中には在籍期間が1年間と最初から決まっている相談所もあるくらいです。

一方で、結婚相談所に在籍しているのにも関わらず、何年も結婚できない人もいます。
たまたまご縁がない場合もあるでしょうが、結婚相談所のバックアップを受けてもなお結婚できない方には、いくつかのパターンがあることも事実です。
例えば、次のような方は、婚活が長引きがちです。

それぞれ、詳しく説明しましょう。

1.お相手へのこだわりが強すぎる

生涯のパートナーですから、条件を吟味して、最高の方を選びたい…という気持ちはとてもよくわかります。
しかし、相手も人間。自分にとって100%理想の方が存在するとは限りません。
また、仮に理想そのままの方がいたとしても、その方があなたを選ぶかはまた別問題です。

こだわりが強すぎる場合、最初の「お見合い」がそもそも成立せず、婚活の経験を積むこともできなくなってしまいます。
婚活では色々な方と出会い、語り合う経験も重要です。こだわりについては“絶対に外せない条件”をひとつかふたつ決め、それ以外については少し寛大に考えるぐらいが良い出会いに繋がります。

2.真剣交際に踏み切れない

真剣交際の段階では、お相手を一人に絞り込みます。また真剣交際に進んだお相手との決着がつくまでは、他の方からのアプローチも受けられない状態になります。
このような背景から「もっといい人がいるのではないか」と迷い、真剣交際に進めない、進む勇気が出ない、という方もいるようです。

真剣交際は“結婚を前提としたお付き合い”ですから、慎重になる気持ちもわかります。
しかし、真剣交際=成婚ではありませんので、真剣交際をした結果「別の方にしよう」と決めても構わないのです。

結婚相談所のゴールはあくまでも結婚であり、真剣交際はそのプロセスに過ぎません。
むしろ、真剣交際したから結婚しなければと思い詰めることの方が逆効果
より相手を知るための一歩という認識を持つことが大切です。

「真剣交際までいったのにお断りしたらトラブルになるのでは?」と不安に思う方もいるかもしれませんが大丈夫です。
そういった事態に対応するために婚活アドバイザーがいるのです。

3.自分から積極的に行動しない

結婚相談所では、婚活アドバイザーが様々な方法であなたの出会いをサポートします。
お相手の紹介からお見合いのセッティング、お見合いに同行する結婚相談所もあるほどです。

しかし、婚活アドバイザーがどんなに頑張っても、お付き合いをし、結婚に向けて仲を深めていくのは本人同士です。
交際に進んでからのデートや真剣交際の申し込みもすべて相手任せ、婚活アドバイザー任せでは、進むものも進みません。

婚活アドバイザーは“あなたの代わりに婚活する人”ではなく“あなたの婚活のお手伝いをする人”です。
慣れないことが多いかもしれませんが、ぜひ自分から動いてみることをお勧めします。

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