登録や活動に必要な書類

婚活サイトで活動するにはまず「会員登録」が必要となります。
アカウント作成の段階ではメールアドレスやSNSアカウントさえあればOKですが、異性とのやり取りをするには有料・無料・男女を問わず本人確認書類等の提出が必須です。
当ページでは、婚活サイトで必要な書類・証明書類やその取得方法、また任意で提出できる書類やその意味について解説いたします。
まずは自分に合うサイトを選ぶ

書類云々の前に、婚活を始めるにあたってまず決めなければいけないのは「どの婚活サイトに登録をするか」です。もちろんこれは適当に決めてよいものではありませんね。それぞれのサービスによって登録会員の年齢層や結婚への真剣度など特徴が異なります。よって、自分の求める層の会員が多そうなサイトを選ぶことが重要です。
基本的には、自分と近い年齢層が多く登録しているサイトを選ぶことをおすすめします。これは単純に、相手側も近い年齢の相手を求めている場合が多いからで、その分マッチングする確率とその後の交際もうまくいく可能性が高まるからです。
また、結婚への真剣度が高い会員が多くいることを求めるならば「女性も有料」としているサイトを選ぶと良いでしょう。多くの婚活サイトは、男女比のバランスを保つために女性のみ利用無料としていますが、無料である弊害として「とりあえず登録してみただけ」な真剣度が低い女性会員が増える要因にもなります。
課金前提のサービスに登録している女性はそれだけ真剣に婚活に取り組んでいると見ることができるのです。これは男性目線だけでなく、女性側としても自分の真剣度をアピールできる要素となります。
会員の年齢層や結婚への真剣度、そして料金など踏まえ、ご自身に合いそうなサイトをまずは探しましょう。
基本は1サイトに絞っての活動を意識する
婚活サイトは数多くあり、いずれも登録自体は無料ですが、無料だからと言って無闇にたくさんのサイトに手を出すのはあまり推奨できません。男性の場合は特にですが、結局そのサイトを通じて真剣に婚活をするには、有料会員にならなければなりません。複数のサイトで有料会員になればその分出会いのチャンスは増えるかもしれませんが、比例してコストもかかります。
大手婚活サイトなら十分な会員数を抱えているので、一つのサイトだけでもお相手探しに困ることはないでしょう。手を広げすぎて一つ一つが中途半端になるよりも、一つに集中した方が良い結果が生まれるものです。
一方、女性の場合は男性と異なり、無料で全コンテンツを利用できるサイトもあります。したがって、それらのサイトに登録するだけなら余計なコストがかかることはないので、複数登録してみて自分に合いそうなサイトを絞っていく、ということも可能です。ただし、日常生活を送りながら管理できる数には限界があるので、複数展開する場合も2つないしは3つ程度に留めておきましょう。
登録時に必要となる書類

婚活サイトで異性とやり取りを行うには有料会員登録とあわせて本人確認書類の提出が必要です。また、女性無料サイトの場合も本人確認書類の提出は必須となります。
身分証として認められるのは主に次の書類です。
- 運転免許証
- パスポート
- 健康保険証
- マイナンバーカード
顔写真付きのものに限られるなど各サイトによって可否が異なる可能性はあるため、登録前に確認しましょう。
公的書類を送信することに抵抗を感じる方は少なくないかと思いますが、18歳未満の利用を防止することや不純な動機での利用を抑制することが目的なので、安心材料としてポジティブに捉えましょう。
登録後に任意で提出する書類
婚活サイトにおいては、自身の身分や職業・収入などを書類により証明することで、真剣度や自身の市場価値をアピールすることができます。
これらは強制されるものではなく、あくまで任意提出ですが、マッチングの確率を高めるために提出が望ましいです。任意提出できる書類は、以下のようなものがあります。
独身証明
婚活サイトは男女どちらの会員も結婚相手を探すことを求めている場ですので、会員はすべて「独身」であることが前提です。しかし、中には既婚であるにもかかわらず独身であると偽り、遊び相手を探すような不届き者がいることも事実です。
そこで独身証明書を提出することで、お相手に対して「自分は間違いなく独身です」と証明できます。これは余計な不安を与えない配慮ができる人間だというアピールにもつながりますね。
独身証明書はご自身の本籍地の役所で発行できます。万が一本籍地と現住所が離れている場合は、郵送での発行も可能ですので、手間はそこまでかかりません。手数料は自治体によって異なりますが300円前後です。
独身であれば全ての方が発行できる書類なので、用意しておきたい書類の一つです。
住所証明
登録しているエリアと実際の住所が一致していることを証明するために、書類を提出できます。具体的には住民票や電気やガスなど公共料金の請求書などが該当します。
住民票は各自治体の役所の他、マイナンバーカードがあればコンビニのコピー機での発行も可能です。いずれの書類も基本的に発行から3ヶ月以上過ぎているものは無効となるので注意しましょう。
卒業証明
婚活サイトのプロフィールには、最終学歴の欄があります。記入するかどうかは任意である場合が多いですが、ただ書いてあるだけではその学歴が本当かどうかは見た人には判断がつきません。
せっかくプロフィール欄に最終学歴を記入するのであれば、卒業証明書を提出することで、その信憑性を高めることをおすすめします。また、これは卒業証書の撮影画像でも代用が利く場合が多いです。
卒業証明書は、出身校の事務へ申請すれば発行してもらえます。なお、申請には免許証などの身分証が必要になる他、使用目的や提出先を聞かれる場合があります。
収入証明
源泉徴収票や確定申告書を提出することで、プロフィールに記入した収入の金額が本当であることを証明できます。また、同時に勤務先をプロフィールにて明かしている場合には、源泉徴収票はその在籍証明も兼ねることができます。
もし自営業である、または会社員としての給与以外にも収入がある場合は、確定申告書を提出しましょう。
源泉徴収票は勤務先に申告すれば発行してもらえます。確定申告書は、申告時の控え書類で問題ありません。紛失してしまった場合は、各管轄税務署にて「開示請求等の手続き」をすることで申告書の発行が可能です。
マッチング率を上げるために
書類提出は大事

「学歴や収入といった肩書だけで自分を見てほしくない」
「なんだか疑われているような気持ちになる」
これらの書類提出に際してそう考えてしまう方も中にはいるかもしれません。ですが、婚活サイトというネット上の出会いにおいては、お互いの素性を可能な限り明かして臨むことが大事です。
実際に会うまで人間性まではどうしても伝わりません。会うためにはまずマッチングすることが必須であり、その確率を高めるための手段が各種書類提出なのです。
これらの書類を提出すること自体が、相手に対して安心感を与えると同時に婚活への真剣さを伝えることにもなるからです。書類の内容ではなく、提出することに大きな意味があることを肝に銘じ、少し面倒でも可能な限り任意書類は提出しましょう。
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