右肩上がりに成長する
婚活サイト業界

婚活サイトを含むネット婚活市場は、その利用者数と共に近年かなりの勢いでの拡大傾向にあります。
スマホの普及ももちろんですが、新型コロナウイルスの流行によるテレワーク推進により、職場恋愛をする機会が減ったことが、ネット婚活普及の大きな要因になったということは言うまでもありません。近年の市場推移と今後の予測は以下のようになっています。
市場推移と今後の予測
コロナ禍も落ち着きを見せ、ペースはやや落ち着いたものの、今後も市場規模は拡大していくと予想されています。
このことから言えることは「今の時代はネット婚活を利用するのは当たり前」だということです。ネット婚活を利用することになんとなく抵抗がある方、恥ずかしいと思いなかなか利用に踏み切れないという方も、まだまだ少なくないのが現状です。
このページを読み、ネット婚活の市場規模や利用者の割合などを数字で知ることで、誤解や抵抗感を払拭してもらうきっかけにしてもらいたいと考えております。
婚活サイト経由での成婚は年々増加
国内の結婚数は年々減少傾向にあります。これは経済的な不安や人口減少など、いくつかの要因が考えられます。
これに対して、ネット婚活サービスを通じて結婚に至る人の割合は増加しています。結婚相談所や婚活パーティーといったアナログなツールが横ばい傾向にある中、ネット婚活サービスは顕著な伸びを見せているのがわかります。
結婚した人の割合
ネット婚活経由での結婚数自体は、2016年には2万8,000件(2016年の婚姻数約62万組×4.5%)ほどだったのが、2023年には約5万4,000件(2023年の婚姻数約47万組×11.4%)と倍増しています。
この傾向は今後も続くことが予想され、ネット婚活はもはや常識という時代が近づいてきていると言えるでしょう。
市場規模拡大のその他の要因

ネット婚活市場がここまでの拡大を見せているのは、冒頭でもお話した通り
- コロナウイルスの流行によってテレワークが推進されたこと
- それにより職場恋愛の機会が減ったこと
が大きく寄与していることは事実です。しかし、要因はそれだけではありません。その他にもいくつか理由は考えられます。
前提として、少子化と婚姻数の減少が止まらないという現在の社会情勢があり、それを受けて国や自治体が婚活関連事業への補助金など支援に乗り出すようになりました。これによって新たに婚活関連事業を始めようとする企業や事業者が増えたことも、拡大の理由の一つとなっています。
ライフスタイルや一般常識の変化
お見合い結婚や職場の上司などによる縁談がもはや消滅したと言ってよいほどに減ったことも要因となっているでしょう。第二次ベビーブームと言われた1970年頃は、今よりも人口は少なかったにもかかわらず、年間100万組以上が結婚をしていました。
この頃は、ある程度の年齢になって結婚をしていなければ、親戚の紹介によるお見合いや、職場の上司による縁談などによって、半ば自動的に結婚相手が決められるような社会的システムがあったのです。
時代の流れと共に、これらの風習は若者に受け入れられなくなり、もはや消滅したに近い状態ですが、これにより減少した分の婚姻数が、まさに現在の少ない婚姻数となっているとも言えます。また、婚活アプリを始めとするネット婚活ツールは、まだまだこの時代のお見合い等の代替とまでは、結婚数に貢献はできていません。今後のさらなる発展・普及が期待されるところです。
ネット婚活はもはや当たり前の時代

ネット婚活はもはや当たり前であり、主流となる時代はもうすぐそこまで来ています。もともとネット上の出会いと言えば「出会い系サイト」など「怪しいもの」というイメージを持った世代が今の婚活世代ということもありましたし、実際に課題が多かったことも事実です。
しかし、そのネガティブなイメージは完全に払拭されつつあります。ネット婚活経由での成婚数が増えていることが、それを表しています。
大手が運営している婚活サイトはサクラや業者への対策もしっかりしており、安心して利用できます。
真剣に結婚相手を探したいのであれば、もはや婚活サイトは選択肢からはずすことはできません。変に構えることなく、一度思い切って登録・利用してみることをおすすめいたします。
ネット婚活市場拡大の後押しに