今後の新規参入はありえるのか?専門性の高い婚活サイトは可能性大?

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ネット婚活のはじまり

2000年代に始まったネット婚活

"婚活サイト"という単語が一般化したのは2000年代後半。
このころは結婚相談所や旧来からあるネット型結婚相談所をベースとして派生したサービスが台頭しました。
具体的には大手ポータルサイトYahooJAPAN!が運営する「Yahooパートナー」や結婚相談所・婚活パーテイーの老舗IBJグループがはじめた「ブライダルネット」などが有名どころです。

また、株式会社ライブドアが事業化した「ユーブライド」は1999年にスタートしたサイトで、こちらは同社が運営するYYCという出会い系サイトに対し、より真剣な恋愛・婚活特化という位置づけで派生したサービスでした。
ただし、2010年頃まではかなり限られた市場であり、世間的にも「結婚相談所のサブサービス」または「出会い系のクリーン版」という域を抜け出せていませんでした。

スマホ普及とFB連携で市場拡大

2012年にスマートフォンアプリで完結する次世代ネット婚活として「Omiai」が登場しました。
フェイスブックアカウントとの連携により本人認証を行う仕組みと10代・20代女性の実質無料化(現在は30歳以上も無料)が支持され、ネット婚活ユーザーを急増させました。
その8ヶ月後、Omiaiを追う形でペアーズが登場しライトな恋活・婚活ツールの二大巨塔として現在もその勢力を弱める気配はありません。
また、このころから外資系のマッチドットコムなどもより"結婚"を意識した運営に舵を切り始めました。

スマホアプリで婚活する女性

中小から大手まで次々と参入

2013年頃からは婚活サイトブームで各社積極的な広告宣伝を展開した一方で、様々な新規参入サイトが登場しました。
一時期は50から100近い婚活を謳うサービスが現れたものの、やはり全てが成功する訳はなく2018年現在残っているサイトは事実上2-3個となっています。
この時期の新規参入で最も成功したのはリクルートが展開する「ゼクシィ縁結び」で、ゼクシィのブランド力とリクルートグループの豊富な資金力が功を奏し、婚活サイトの代名詞というポジションまでのぼりつめました。

高まる参入障壁

2015年から2017年は様々なサービスが参入しては、長続きすることなく廃業若しくは会員枯渇の状況となり衰退していっています。
中にはマイナビ婚活のように大手が多額の予算を投下しても軌道に乗れなかった事案もあり、ネット婚活業の難しさを物語っています。
では、今後新規参入サイトは現れるのでしょうか?

総合婚活サイトとしては難しいか?

スマホ一つで始まるネット婚活

婚活サイトとして軌道に載せるためには、何より会員確保が大前提となります。
所謂大手婚活サイトと肩を並べるには最低で30万人程度、可能なら100万人レベルの会員は獲得したいところでしょう。(もちろん実稼働はその1-2割となりますが…)
そうなると仮に1会員あたり10,000円の販促費で獲得したとしても、数十から100億円規模の広告費投下が必要になり、並の企業では戦いを挑む気にもなりません。

それでいて、女性無料や長期割引など収益面でいまひとつ魅力に掛けることに加え、成婚やミスマッチなど理由を問わず退会が前提にあるため、会員の平均寿命は長くて半年から1年程度でしょう。
これらを総括して見ても、ネット婚活は決して優秀なビジネスモデルで無いことは明白なのです。

もし大型サイトの新規参入があるとすれば、既存サービスの買収や合併によるリニュアルという形になるのではないでしょうか。
既に稼働中のサービスであれば一定の収益が生まれているため、参入の金銭的リスクは最小限に抑えることができます。

ニッチ需要は可能性がある

婚活相手に人気の職業「看護師」

これからも新規参入の可能性が高いのは専門性の高い婚活サイトです。
具体的な事例としては、

再婚シンママにターゲティングした「マリッシュ」
看護師特化の「ホワイトパートナーズ」
東京カレンダーと手を組みハイステータス属性にフォーカスした「東カレデート」

など、10万人前後のユーザー数を想定し、コンセプトを明確化したサイトは成功している例があります。
また、100万人規模の大規模婚活サイトを作り上げるのに対し掛かる予算も限定的であり、参入障壁は下がるのです。

つまり、◯◯特化な婚活サイトは今後も登場してくることが予想されます。

二極化が進む婚活サイト

ここまでお話ししたように婚活サイトは年齢や職業を限定しない「大規模総合婚活サイト」と職業や目的を明確化した「専門型婚活サイト」の2極化が進んでいます。
ビジネス的な観点で考えると先行者の独壇場となり、参入の余地が無いのは考えものですが、ユーザー的には決して悪い状況ではありません。

30万人規模の婚活サイトが10サイト乱立するよりも100万人規模が3社の方がより出会いの可能性が上がり、効率的なネット婚活ができると考えられるからです。
また、発展途上のサービスが無いため、サイト選びで失敗するリスクも軽減されます。

さらに積極的に婚活をしようと思えば、1つは大規模婚活サイト・もう一つは専門性の高い中小規模婚活サイトと使い分けもできます。
昨今は女性無料婚活サイトも少なくないので、経済的負担無しに複数サイト運用ができます。

初めてなら総合型がお奨め

結婚間近で幸せそうな男女

初めてのネット婚活であれば、まずは大型の総合婚活サイトへの登録をお奨めします。
具体的には当サイトでも紹介する「婚活サイト一覧」を参考いただければと思いますが、会員数が100万人レベルで職業や年齢に縛りの無いサービスです。
現在100万人規模で市場に生き残っているサービスは、ここ4-5年の婚活サイトブームの中で着実に会員数と信頼を獲得し尚且つ継続的に支持されており、自然淘汰された存在とも言えるのです。

ある程度ネット婚活を経験してからであれば、専門性や目新しさのある中小サイトも良いでしょうが、まずは洗礼度の高い大手婚活サイトから試してみると良いでしょう。


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