男性の見栄には悪気が無いので、見抜きにくいことも!

ネット婚活で「目利き」が
必要な理由

婚活と相手の年収

婚活サイトで異性を検索する際に、どうしても目が行ってしまうのが"年収"ではないでしょうか?
特に女性目線では真剣な結婚を考えれば考えるほど、経済的安定性や社会的ステータスを気にしてしまうのはやむを得ないことでしょう。

しかし「お金」に執着しすぎると思わぬところで"足元をすくわれる"危険性もあります。
お相手のバックボーンを把握し難いネット婚活では、女性側もある程度「目利き」を養う必要があるのです。

似非リッチマンの手口

スーツにバラを合わせるダンディーな紳士

男性は見栄を張る生き物。
その相手が女性となれば、多かれ少なかれ誰もが誇張表現しているものと考えた方がよいでしょう。
これは、決して騙そうとか嘘をついてる自覚は無く、真剣になればなるほど頑張って少しでも自身を良く見せようとしてしまうのです。

婚活サイトにおける年収表記のウソ・ホントで解説したように、婚活サイトの表記年収は世間一般の平均値を大きく上回っており、これは少なくない人数が"見栄を張った数値"を申告しているという証拠でもあるのです。
もちろん年収証明の提出を義務付けた厳格な婚活サイトを利用するという手はありますが、サービス自体のハードルが上がるのも事実。

ここでは、相手男性の経済的ステータスを見極めるポイントを紹介していきます。
仮に年収400万円の人がプロフィールで1,000万円と表記していたとしても、実際に会えばどうしてもボロが出てしまいます。
「この人のプロフィールって本当なのかしら?」と疑問を抱いたら、次のような項目に目を光らせてみると実像が浮かび上がってくるかもしれません。

①身だしなみ

「お金持ちかを見極めるには靴をチェックしろ」とは有名な話ですが、強ち間違っていません。
自身の服装にお金を使う余裕があるというのももちろんですが、仕事で成功している人は隙が無いのです。

靴から相手の生活レベルを見極める

例えば、鞄やネクタイが綺麗であるか、シャツやジャケットにシワは無く手入れが行き届いているか。
靴であれば、すり減ったボロを履いていないか。がチェックポイントです。

消耗品である靴やシャツ、またはジャケットやネクタイを定期的にメンテナンスしている人は生活にゆとりがあると言えます。
ブランド鞄や一張羅のスーツは一点豪華主義とも捉えられますが、細かい部分にまで常に気を使うのはある程度の金銭的余裕が無いと難しいでしょう。

②お店のチョイス・立ち振舞い

次にお店のチョイスです。
まず、お金持ちは初対面の女性をエスコートするのに初見の店は選びません。
何度か訪れたことのある店で味・雰囲気・客層を把握したうえでデートに使います。

初めての会食から分かる相手のレベル

インターネットでワンクリック予約ができる現代では、似非リッチマンでもその日だけ特別なシチュエーションを用意することはできてしまいます。
しかし、チェックすべきはお店の華やかさではなく、お相手の"熟れ感"です。お店までの道のりで地図を見出したり、メニューとにらめっこし出したら、今日一回のために頑張って予約したお店なのかもしれません…

③会話内容

初対面や慣れない関係での会話は男女関係無く緊張するものです。
そして、緊張状態では思いのほか"素"が出てしまうもの。

さりげない話の中でも「生活費を削るために外食は控えている」「タクシーは勿体無いから歩こう」ととても高給取りとは思えない発言があれば怪しいフラグと考えていいでしょう。
もちろん、収入が多くとも徹底した節約・倹約をする人もいますが、金銭感覚は一つの判断基準にできます。

④宝飾品

時計など宝飾品から相手を知る

これもわかりやすい部分ですが、見極めには一定の知識が必要。
男性アクセサリの代表格といえば腕時計ですね。

ロレックスに代表される高級ブランドは一見、ぉお!っと感じるでしょう。
ただ、注意しなければいけないのはその他の身だしなみや振る舞いを含めてバランスが取れているかという点。
世の中には一点豪華主義者もいるので、低収入でも長期ローンで100万円近い高級腕時計を購入する人も少なくありません。

左腕はロレックスでキメている一方、靴はボロボロ…
なんてことだとかなり無理をして見栄を張っている可能性もあります。

さらには、偽物の高級時計を堂々とはめてくる強者もいるので時計だけでその人の年収をジャッジするのは極めて危険な手段なのです。

⑤車

「高級車に乗っている=お金持ち」とは言い切れない

高収入の代名詞とも言えるのがクルマ。
特にメルセデス・ベンツを筆頭にする高級外国車はインパクトも強く、ついつい「この人はホンモノ!」と信じてしまうのではないでしょうか。
仮に軽自動車だったとしてもクルマを所有しているだけで、一定以上の収入がある。
というポジティブな見方もありますが、ここでは1,000万円近い年収に相応しいなか否かを考えてみます。

実はクルマの場合、時計よりも判断が難しいのです。
先にあげたメルセデスも上は3,000万円級のモデルがある一方、下は100万円代の中古車も存在します。
しかも、よほど詳しくなければその違いを見極めることは至難の業…
多くの女性、いや日本人がスリーポインテッドスター=お金持ちの固定概念があるので仕方ないことですが、時計のケースと同様低収入でも背伸びして乗っているなんてことも珍しくないのです。

年収は絶対値ではない

結婚において経済力はかなり重要なファクターであり、その考え方を否定するつもりはありません。
しかし、1つだけ忠告しておきたいのは仮に本当の1,000万円プレーヤーを捕まえたとしても、それは生涯約束された収入では無いということ。
終身雇用の時代はとっくに終わり、5年後・10年後に現職を続けていてなおかつ同等orそれ以上の収入を確保している補償は全くないのです。

念願の結婚で幸せいっぱいな花嫁

もちろん、その時点の収入や社会的ステータスはひとつの目安になりますが、仮に収入が半減したり独立や失職した時でも「この人となら生きていける」と思える相手でなければ、何十年と続く結婚生活を共にすることは難しいのではないでしょうか。
その意味では、人間性や価値観の一致という部分にも目を向けてお相手探しを進めてみてもよいのではないでしょうか。


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