上手な断り方・別れ方
出会いがあれば別れがあるのは婚活も一緒です。相手をなるべく傷つけず穏便に別れを済ますためにはコツがあります。また、近年では逆上しストーカー化してしまうケースも。出会いの段階別でお互いにスムーズな別れ方をご紹介します。
男性の場合
男性から断る確率は女性に比べ低いので、配慮が必要です。女性を傷つけないような言い方を考え、誠意を尽くしましょう。アプリの種類によってユーザーの本気度や真面目さに差はありますが、悪いのは自分というスタンスでその場に合わせた対応をすることが好ましいです。
メッセージでの段階
メッセージの段階で断るのは自分から選んだ女性にアプローチしているのでまずあまりない機会かと思います。しかし何かしらの理由がある場合、丁重に断りましょう。
付き合いが浅いのなら早めに断りを入れる、態度を切り替える等で対応しましょう。相手にとっても時間のロスとなり、有意義ではありません。回数を重ねた後の決断なら長文である必要はないのでやんわりと相手に理由を伝えましょう。
女性の方に非があったと思わせない文章が好ましいです。
何度か会った
初めて会った後、写真と実物が違う場合やお互いに魅力を感じられずフェードアウトすることも多いかと思います。その場合は無理に連絡を取らず自然の流れに任せましょう。しかし何度かデートを重ねてやっぱり踏み込めなかった場合は断りの連絡を入れましょう。連絡はメッセージなど連絡を取っている媒体で構いません。
付き合って数か月
別れを決意したら徐々に会う回数を減らしていきましょう。いきなり別れを切り出してしまうと相手の女性の心の準備ができないためです。
対面で別れを告げた方が誠実かと思いますが、ラインや電話でも可能です。女性側に非があった場合でも責めてしまうのはみっともないのでやめましょう。
相手にも言い分があるかもしれませんので最後まで聞いてあげてください。相手のこれからの幸せを願い、お互いに良い別れ方をしましょう。
女性の場合
婚活サイトでは女性が男性へ断りを入れる方が多いでしょう。また、男性の中にははっきりと意識を伝えなければわからない人もいます。女性特有の「察してほしい」はまず通じません。
段階により対応はやや異なりますが、どのような場合においても相手に理由を伝える方が誠実な対応です。やり取りや出会いに感謝し、価値観の相違やイメージと違ったなどの理由を述べ自分を落とした言い方をしましょう。他に気になる人が出来た場合は相手の男性にショックを与える可能性があるので他の理由に変換する方がいいでしょう。
メッセージでの段階
マッチング後、女性から連絡を絶つ事は多いですし男性も慣れています。早めの段階でしたら連絡をしなくともほとんど問題はありません。
仕事が忙しくなったなど一言断りを入れるとより親切です。
何度か会った
会う回数が増えるほど、相手の期待値は高まってしまうため断りを入れにくくなってしまいます。決断が付いた段階でなるべく早く断りを入れましょう。
相手の男性の為にも悩んだ末の決断であるとの旨を伝えておくと誠実さが伝わり、相手への配慮が感じられます。
付き合って数か月
めでたく付き合いが始まったけれど、やはり思っていた人と違った場合は大いにあります。別れはどのような場合でもなるべく早い方が好ましいです。
出会いはネットであれ、数か月一緒に過ごしたことは変わりない事実なので、誠意をもって決着を付けましょう。対面・メールどちらの場合でも、今までの感謝と別れたい理由をきちんと伝えてください。相手に不満があったとしても確信をついてしまう言葉はなるべく避けましょう。
別れを決意したのなら、相手に隙を与えずに別れたいとはっきり言いましょう。
音信不通はストーカーを産む?
ネット婚活でのストーカー被害は増加傾向にあります。まず、直感でちょっと変だなと思った男性と関係を深めることはやめましょう。
すでに関わってしまった場合はもう会いたくないからと言って音信不通になるのはお勧めしません。男性側で被害妄想が膨らみ、恨みを買ってしまう可能性があります。
真摯な態度で断りのメールを入れましょう。また、不安がある状況で対面するのは危険です。会わなくてはいけない場合は人気の少ないところや個室は避け、万が一逆ギレされた場合でもすぐに助けを求めることができるような開けたお店を選びましょう。
もしストーカー化してしまった場合は、婚活サイト運営や家族、友人ではなくすぐに警察へ連絡してください。また、ネット上の出会いにはストーカー被害だけではなく様々なトラブルが存在します。気持ちよく利用するためにも一読しておくと良いでしょう。