バツイチでもネット婚活は可能?
「働きながらの子育てはもう限界…」
「次こそは幸せな家庭を築きたい!」
「男の俺じゃ、母親の代わりにはなれない。」
再婚活を始める理由は様々ですが、深刻な状況や悩みを抱えていて「まずは、お付き合いから…」と悠長なトーンでは無く"結婚前提"の交際を求めている方が多いのではないでしょうか?
また"フルタイムで仕事をしながら子育て中"という方も少なくなく、婚活をしたくとも充分な時間が割けないという話も聞きます。
実は、婚活サイトはこのような切迫した状況で非常に有効な手段と言えます。
拘束時間が少ない
一つは「時間」で、婚活パーティーや結婚相談所が実際に現場へ出向いて活動しなければならないのに対し、ネット婚活は自宅に居ながらスマホひとつで完結。
子供の面倒を見ながら、通勤しながら、キッチンに立ちながら、と"ながら活動"ができるのです。
パーティーに参加しようと思えば、ドレスやヘアメイク、化粧と少なくとも半日は拘束されてしまいますよね。
保育園の送り迎えにご飯の準備…と、連日時間に追われている子連れの方には"拘束時間が無い"ことは特に重要な点ではないでしょうか。
金銭的負担が少ない
二つ目は料金。
婚活パーティーの参加フィーは5,000-10,000円程度、結婚相談所は入会金30,000-100,000円+月会費が相場値です。
対して婚活サイトは月額2,000円代からトライすることが可能で、女性に至っては無料で活動できるサイトも少なくありません。
婚活サイトは、競合する手法に対して圧倒的なコスパを実現しており、家計や養育費等で婚活費用の捻出が難しい方でも負担が少ないのです。
結婚前提でのお付き合い
最後はユーザーのモチベーションで"婚活サイト"と呼ばれるだけに会員は結婚目的に活動しています。
婚活真剣度の高いサイトを選べば、ただの恋人探しではなく「結婚」を主眼に置いたやり取りが行われます。
遊びの恋愛をしている余裕は無い!という方には真剣度の高いサイトを推奨しており、具体的なサービス名と併せて後ほど詳しく解説します。
合コンや自然発生的なきっかけだと、交際→結婚のハードルは高く、年単位の期間を要するのが一般的です。
ましてや相手が初婚なら、バツイチや子連れに対して土壇場で懸念を示すケースや相手の親が頑なに反対することも珍しくありません。
ネット婚活では会う前から結婚に対する温度感とこちら側の事情を理解してもらっているので、互いの気が合えばその後の展開が早いメリットもあります。
"✕アリ"は不利なの?
さて、婚活サイト利用者全体でみれば再婚者・バツイチ・シンママは少数派で"マイノリティ"な存在と言えます。
仮に同じ容姿・同じスペック・同じ性格の人が居たとすれば、婚姻歴の無い方を選ぶのは間違いありません。
これに関しては、リアル婚活や恋愛市場においても致し方無い事実で否定することはできません。
ただし、婚活サイトであれば婚姻歴や子連れの有無に関わらず受け入れてくれる異性が見つかりやすく、他の手段と比較して成功率が高いのは声高に主張したい事実です。
ではどうすればネット婚活で再婚活を成功に導けるのでしょうか?
いくら婚活サイトがバツイチ・シンママに有利だからと言っても登録して待ち続けているだけでは運命の相手は現れません。
以下では再婚活で重要な4項目をまとめています。
再婚活を成功させるための4箇条
①サイト選びが重要
成功の命運を別けるのが婚活サイト選びです。
当サイトでも20を超えるサイトを紹介していますが、バツイチや子持ちの条件でも有効な婚活ができるサイトは限られます。
婚活サイトと一口に括っても"恋活重視"と"婚活重視"の2つにわけれます。
当然今回は後者を選択しなければなりません。
さらにユーザー層も重要で、若すぎるサイトも除外しておいたほうが無難です。
男女共に人生経験を積む毎に再婚やバツイチ、シンママに対する理解が深まりますが、若いうちは"初婚が全て"と偏った固定概念を持っている方が少なくありません。
男性であれば30代以上、女性であれば25歳以上がメインボリュームのサイトが良いですね。
再婚・シンママ支援宣言の「マリッシュ」
これまでも「バツ婚」「リマリッジ」等のサービスがあったものの盛り上がりに欠け、寂れ感は酷いものでした。
2016年11月にリリースされたマリッシュは開始半年で累計会員は6万人を超えデイリーアクティブ数は6,000-7,000人と活気を感じることができます。
サイト自体は一般的な婚活サイトの提ですが、バツイチ・シンママ(パパ)を優遇する特典があるなど、再婚活者にも積極的な姿勢です。
実際に検索を行ってみると「小学生にあがる子供がいます。」「結婚の失敗を活かして、明るい家庭を築きたいと思います。」「離婚調停を進めています。」と再婚活ユーザーも多々見られます。
カップリング実績でも初婚-バツイチ、バツイチ-シンパパ、シンママ-初婚、シンママ-シンパパと様々な事例があるようです。
さらにマリッシュは男性も含め無料でマッチング・メッセージが可能な貴重な婚活サイトです。
女性が無料利用できるのはもちろんですが、男性側も上手く行けば1円も使わずお相手と会うことが可能なのです。
真剣婚活度重視の「ブライダルネット」
ブライダルネットは株式会社IBJが運営する婚活サイトで15年を超える運営歴があります。
他の婚活サイトと一線を画するのが会員一人一人に"婚シェル"と呼ばれる先任コンシェルジュがつく点です。
本来、恋愛や異性とのコミュニケーションが苦手な方をサポートする意味合いで設立された仕組みですが、再婚や連れ子に関する特殊な事情がある方からも評価されています。
実際にブライダルネット公式ページで公開されている成婚体験談を読んでも「子供のことを受け入れてくれる素敵な男性と出会えた」「お互いバツイチだがもう一度幸せな家庭を作ろうと思えた」と再婚者の声も多く寄せられています。
独身証明書や年収証明書の提出ができたり、本人写真の掲載と公的証明書による本人確認など結婚相談所バリの厳格な体制で望んでいます。
料金も単月会員3,618円(税別)、年払いなら1,811円/月(税別)とサービス内容を加味すれば格安な設定と言えます。
リニュアルで一新された「Yahoo!パートナー」
最後に紹介するのは会員300万人を誇るヤフーパートナー。
最近全面的なリニュアルが行われ、使い勝手が格段に向上した注目サービスです。
YahooID・本人証明書・携帯電話端末認証・Facebook連携の4項目で本人実在性を担保するセキュリティ&安全性を追求した婚活サイトです。
当然、婚活真剣度も高く会員層も再婚活でメインターゲットとなる20代後半〜30代、40代前半までが主な層になります。
真剣系婚活サイトという意味ではブライダルネットと被りますが、Yahoo!パートナーは女性無料のスタンス。
お金を掛けずに婚活をスタートするなら非常に有効なツールと言えます。
男性に関しても単月で3,889円(税別)、年払いで2,269円(税別)/月と相場に対して良心的な価格が設定されています。
以上3サイトが特にお奨めできる婚活サイトです。
マリッシュとヤフーパートナーは女性完全無料で活動できるので、女性の方はどちらも登録し並行して進めても良いでしょう。
②現状は包み隠さず
次にプロフィールやメッセージにおける立ち振舞いです。
婚姻歴がある、子供がいる、シングルであると一般的に見ればマイナス要素の事実も包み隠さず表記します。
また、片親や独身であるが故の悩みにも触れて現状を理解してもらうのも大切です。
例えば、
「子供2人と暮らししているが、経済的にも厳しい」
「娘がいるが、お弁当作りや可愛い洋服を買ってやるなど上手くできず、母親が欲しい」
と困っていること、悩んでいることを正直に書くことで"何故この人は婚活しているのか"を理解してもらえるだけでなく、「僕(私)がパートナーになって支えて行きたい!」という強い動機にも繋がります。
詳細を書くのに抵抗があれば、プロフィールでは離婚歴や子供の有無がわかる程度の記載でOKですが、メッセージやり取りの段階では赤裸々に話し、受け入れてもらうことが望ましいですね。
③失敗事由も正直に
再婚活で相手が最も気にするのが"離婚事由"です。
DVや浮気、性格の不一致…と相手起因の原因はもちろんですが、自分自身にも要因があったなら素直に認め「私も◯◯なところがあって…」と付け加えましょう。
相手の批判だけでなく、自身の未熟さにも言及することで「次は同じ過ちを犯さないだろう」と信用してもらえます。
結婚は育った環境も違う2人の男女が一つ屋根の下で暮らすもので、意見や感性が完全に一致することなどありえません。
如何に互いを尊重し合い協調していけるかが重要なのです。
過去の失敗から学び、次は必ず幸せな家庭にする!という意気込みを伝える意味でも前回の結婚で失敗してしまった理由は正直に話すとよいでしょう。
④結婚感を強調
結婚感は初婚同士の婚活でも重要なファクターですが、再婚となれば更に大事な部分です。
もしあなたがバツイチなら一度結婚経験があるが故によりリアルな結婚感を伝えることができます。
「休みの日には子供達を連れて公園や遊園地に出かけたい」
「いくつになっても名前で呼び合える仲が良い」
「家事は分担して妻に頼り切りにならないよう気をつける」
結婚したらこんな夫婦が理想だ、と単刀直入な表現をすることで、相手が初婚だったとしても「この人なら過去の失敗を活かして幸せな家庭を築けるんじゃないかな。」とポジティブに受け取ってもらえます。
シングルだから・バツイチだからと婚活に否定的になるのではなく、変わることの無い事実は受け入れ、それを理解してくれる相手を探すのが最短ルートであり理想の結婚を実現するための成功法です。
総務省の調べによれば、国内の年間婚姻者数の内30%は再婚者(若しくは相手が再婚者)です。
この数字からも離婚歴があっても子供がいても自由に婚活ができる環境が整っていると言えます。過去の失敗を活かして新たなスタートを切っていただけたら嬉しく思います。