表示年収は真実なのか?
ネット婚活プロフィールの中でも重要視される項目「年収」。
しかし、あくまで自己申告でありどこまで真実なのか気になっている方も少なくないと思います。
ここでは一般的な年収割合データ(国税庁調べ等)と比較し、婚活サイトにおける年収の信憑性を検証してみることにします。
世間平均は415万円?
まず年収話の前提として一般的な年収がいくらなのか。を理解しておきましょう。
婚活の主要世代となる20代、30代はこんな感じです。
- 婚活世代の平均年収
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20代前半:261万円
20代後半:327万円
30代前半:387万円
30代後半:443万円
また、全世代の男性を平均すると415万円だそうです。
これは40-50代でピークを迎えてその後は徐々に減少するため、このような値になります。
年収600万円超はわずか19%
女性が求める理想年収は諸説あるものの600万円から700万円とされる調べが多いです。
しかし、20-30代の年収分布を見ると600万円以上は19%、更に800万円以上は7.5%、1,000万円以上は3%と限られた人数であることがわかります。
婚活サイトにおける表示年収
ではこの一般平均と婚活サイトにおける「自己申告」の年収を比較するとどのくらいの差がでるのでしょうか。
まずは結果から。
ある婚活サイト(個別サイト名は控えます)で「男性+年収条件」のみで検索した際のHIT人数割合と先ほどの年収分布を比較したグラフです。
一目瞭然ですが、婚活サイトでは平均値より低い割合は少なく、高年収では一般統計より割合が高くなっています。
「婚活サイトユーザーだから特別年収が良い」とは考え難く、一部は"実際よりも高い金額を申告している"のは間違いないでしょう。
特に年収600万円以上は一般比1.62倍も存在し、残念ながら"少なくとも3人に1人は年収に嘘をついている"というのが真実のようです。
男性は少しでも自身を魅力的に見せたい!という思いから嘘をついてしまう気持ちもわからなくはありませんが、年収を気にしている女性の方はお相手のプロフィール値だけを真に受けるのは少々危険かもしれません。
安心の「年収証明書」
婚活サイトの中には、年収表記に「嘘」が無いかどうかを証明するため年収証明書類の提出が可能なサービスも存在します。
具体的には「源泉徴収票」や「確定申告書」が該当し、これらの書類は収入に応じた税金(所得税)納付に関するもので、基本的に詐称は困難です。
当サイトで紹介している大手婚活サイトの中では「⇒ゼクシィ縁結び」と「⇒ブライダルネット」で収入証明提出制度を採用しており、提出済の会員は年収部分に"証明書提出済"とフラグがつきます。
年収だけでお相手を判断するわけではなくとも、人生においてお金は重要なファクター。
そして、軽い気持ちとは言え嘘の表記をするという人間性に疑問を覚えるのは事実、ここは証明書機能のあるサイトを利用してみてはいかがでしょうか。